京都の空家が年々増え続けています。
空き家にしておくと・・・
- 建物は劣化するばかり
- 倒壊や放火のリスク
- 台風などでご近所に迷惑をかける
- 固定資産剤は6倍に!?
- 相続税の負担が何倍にも!?
空き家は段々劣化します。
人が出入りしないお家は・・・・
- 換気不足
- 給排水管・ガス管の劣化
- 害虫発生・雨漏り
といったことが原因で、人が住んでいる家に比べて何倍もの速さで劣化が進みます。
また、倒壊や放火のリスクも高まり、さらには台風などの天災が原因でご近所に迷惑をかける可能性もあるのです。
税制改正で固定資産税が6倍になるかも!?
実は京都市は独自に「空き家税」の創設準備を進めています。
その結果、「固定資産税」+「空き家税」で、税負担額は、1.5倍になると言われています。
さらには、2023年3月に空き家対策特別措置法の改正が決定されました。
今後は、「特定空き家(倒壊や周囲への悪影響がある空き家)」だけでなく、「特定空き家」になる可能性がある空き家も固定資産税の軽減が受けられなくなります。
「すぐ倒壊しないから大丈夫・・・」と思っていても、固定資産税の負担が6倍になる可能性があるのです。
相続税に1000万円の差も!?
自宅を相続する際、通常は「小規模宅地等の特例」が使えるため、
一定要件を満たせば評価額は20%にまで下がります。
しかしながら、小規模宅地等の特例の対象は、“実際に人が住んでいる土地・家屋のみ”で、空き家単体では対象外となります。
つまり、空き家のまま相続した場合は、評価額によっては相続税の金額に1,000万円以上の差が出る可能性があります。